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歯周病
歯周病(歯槽膿漏)がない人の方が珍しい
歯周病(歯槽膿漏)は成人病とも考えられており、20才以上の方で90%もの確率で罹患していると考えられています。やっかいなのは初期の頃は全く自覚症状がないことです。
主な症状は ①歯ぐきが腫れやすい ②ウミが出る ③口臭がある ④歯がグラグラする ⑤歯ぐきがやせた などですが、これらの症状が自分でわかるころには、かなり歯周病(歯槽膿漏)が進行している可能性が高いのです。早めの処置が肝要です。
歯周病治療(歯槽膿漏)について
歯周病(ししゅうびょう)とは?
歯と歯ぐきの間の狭い隙間(歯周ポケット)に細菌が入り、歯ぐきや歯を支える骨が破壊される病気です。歯周病が進行すると歯を支えている骨が溶けて歯がグラグラになります。最後は歯が抜けてしまいます。
歯周病と全身疾患
歯周病になると、歯茎だけでなく全身に悪影響があります。歯周病菌が血液中に多く存在する状態が続くと、感染症にかかりやすくなります。また血糖値にも影響が出ますので、糖尿病の方は特に注意が必要です。妊婦の場合は早産や低体重児出産になる危険性もあります。早めに治療をしましょう。
歯周病の治療
まずは歯磨きの練習と歯石除去を行います。歯石取りに関しては以下の2点が重要です。
- ①歯ぐきよりも先に歯の表面についている歯石を取る
- ②歯ぐきの中(歯根)に隠れている歯石取りをしっかり取る
歯石取りは痛い処置ではありません。通常は歯石取りをしっかり行えば、歯ぐきは健康を回復します。しかし重度の歯周病の場合は、それでも膿が止まらなかったりする事があります。その場合は、歯周病をくい止める外科手術が必要となります。これは麻酔をして、歯ぐきの汚れがたまりやすい場所を磨きやすく、変えてあげるものです。